心身の調子が回復するパターンは、行ったり来たりが一般的

からだやこころの調子がすぐれなくていろいろな対策をしているけれども、なかなかよくならなくて悩んでおられる方も多いと思います。(以下では、からだの調子とこころの調子を合わせて体調ということとします)

私も治療をしていると、どれくらいで治りますかと質問されることがよくあります。体調の回復には、個人差があり生活習慣や身体にかかっている負荷、ストレスなども関係するため、一概に期間を言うことは困難です。

しかし、経験上、体調が回復するときは、良くなったり悪くなったりを繰り返して徐々によくなっていきます。以下で詳しく説明するので参考にしてください。

身体へのダメージ

体調が悪くなるときには、過度の運動、食べ過ぎ、寝不足、過剰なストレス、季節の変わり目などが影響していることがあります。もちろん複数の原因が重なっていることもありますし、原因がわからないこともあります。

体調の回復

体調が回復するかどうかは、体調悪化の原因が存続しているかどうか、および治療をしたかどうかによって決まってきます。

表にまとめると以下のようになります。

原因存続 原因解消
治療あり 程度による 回復
治療なし 横ばいor悪化 回復

上に述べたような原因は、運動を控えた、食べ過ぎないようにした、よく寝た、ストレス要因が解消した、季節が安定してきたなどによって解消します。

原因が解消されると治療の有無に関係なく、自然治癒力によって体調は回復しますが、治療をする方が治療をしないときと比較して、一般に自然治癒力が向上して早く回復します。

原因が引き続き存在しかつ治療をしないときは、体調は横ばいまたは悪化します。

一方、原因が引き続き存在しかつ治療をしたときは、原因によって引き起こされる体調悪化と治療による体調回復の程度によって、体調が回復する、横ばい、悪化するのいずれかになります。

また、体調が回復するためには、細胞が新しくなる、ホルモンバランスが整うなどの変化が必要なので、ある程度の時間がかかります。

さらに、体調の回復は一直線に起こるのではなく、以下のような回復と悪化を繰り返して徐々に回復していきます。回復と悪化を繰り返す原因はよくわかりませんが、経験上ほとんどがこのようなパターンで回復していきます。

体調が悪いときはその部分がとても気になりますが、体調が回復してくると気になる頻度が減ってきて徐々に気にならなくなり、最後には気にしていたことさえ忘れているという経験がみなさんもあると思います。

体調が悪いときには、できれば原因を取り除くいて治療をするのがよいですね。体調の回復は、あせらずじっくりと取り組むのがよいと思います。

まとめ

  • 体調の回復は、原因の有無、治療の有無によって変わってくる。
  • 体調は、一直線に回復するのではなく、良くなったり悪くなったりを繰り返して徐々に回復する。
  • 体調の回復には、ある程度の時間がかかる。

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