痛み止め(鎮痛剤)について

患者さんなどから痛み止めについての意見をときどき求められます。

痛み止めについて、私は以下のように考えています。(※医師から痛み止めを処方されているときは、医師とよくご相談ください)

  • できるだけ使用しない。
  • 日常生活に著しく支障をきたすときは使用する。

痛み止めの作用

痛み止めは、基本的に脳への痛みの伝達を抑制するもので、痛みの原因がなくなるわけではありません。

また、炎症を抑える目的の薬剤もありますが、炎症は身体が治癒するための反応ですので、これを抑えることはよくないと考えています。

痛みとの付き合い方

痛みがあるということは、身体が休むようにとの信号を出しているものと考えます。

また、痛みによって身体の状態についての情報を得ることができます。

  • どの程度の痛みがあるのか?
  • 楽な姿勢はあるか?
  • どのような動作で痛みを感じるか?
  • 時間経過とともに、痛みは強くなっているか?弱くなっているか?

これらのことを問うことによって、身体が治癒に向かっているのかどうか、身体の使い方、休め方などがわかります。

このように、薬剤で痛みを消すのではなく、自分の身体と対話して、身体の状態を知って欲しいと思っています。

痛み止めを使うとき

一方、痛みが強くて日常生活を楽しく過ごせないなど、支障をきたすときもあります。

このときは、痛みの程度や身体の状態によって、痛み止めを適宜使用すればよいと思います。

危険な痛みについては、また別記事で書きます。

まとめ

痛み止めについての意見を書きました。

痛みを消すことなく、自分の身体と対話して欲しいと思います。